あなたはエコについて理解してますか?

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国や企業が思うエコと私達が信じている環境保全活動の違い

ここ数年エコという言葉も当たり前に使われるようになったと思います。
エコとはエコロジーの略で本来は生態学という意味ですが、最近では地球に優しいという意味で使われるようになりました。
一昔前でしたら、環境にに気を使うという活動は、一般の人達の間ではまだあまり実行されてはいなかったように思います。
日本は戦後、経済や産業の成長をいちじるしく発展させてきました。
政府も企業も経済産業の発展、おいては日本の発展を何よりも最優先し、それに伴う自然破壊については見て見ぬ振りをしてきたのです。

その結果環境破壊が表面化し、工場や排気ガスなどが原因で二酸化炭素による地球温暖化が盛んに叫ばれるようになり、ますますエコという言葉が一人歩きするようになったように感じます。

最近よく耳にするのはエコバッグという言葉です。

エコバッグとはお店で買い物をしたときに、ビニール袋には入れてもらわずに、持参したバッグに入れてもらうために持ち歩くバッグです。

ここ数年ではエコバッグを持参しましょうという活動が定着しつつあります。
私も始めは環境破壊の防止活動につながるのならと、エコバックを持参していました。
しかしよくよく考えてみるとスーパーの袋はいつも、使い終わったらそのまま捨てしまうのではなく、ゴミ袋にしたり何かを入れて持ち運んだり、ちゃんと再利用していたのです。

そういう風に使用していた袋をもらわなくなると、日常生活に支障がでてしまい、結局は同じようなビニール袋をスーパーで買うようになりました。
そういった需要は私だけでなく、どうやら世間でも多いらしく、以前より色々な種類のビニール袋が売られているのをよく見かけます。
これではぜんぜんエコとは言い難いですよね。

結局はエコとはエコロジーではなくエコノミー(経済)という意味合いの方が強いということが最近わかってきました。
国は地球に優しいという言葉を売りに、私達消費者にもっとお金を使うようしむけたのです。

エコ家電やエコ自動車などとうたって、新しい商品をたくさん売り出していますが、そのように新しいものをどんどん作る活動が環境に配慮してるとは到底思えないように感じます。
どうやら国や企業が思うエコと私達が信じているエコとは意味合いがかなり違うようです。

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